地球温暖化とは?Global warming
地球温暖化とは?
地球温暖化とは、地球の気温が昔よりも上がってきていることで、その主な要因は人間活動(化石燃料(石油や石炭など)を燃やしたり、森林等を伐採することで吸収源が減少したりすることで温室効果ガスが増えてしまっていること)が主な要因である可能性が高いといわれています。温室効果ガスの中でも多くの割合を占める二酸化炭素(CO2)について見てみると、18世紀後半の産業革命以降、増加傾向が続いており、地球の気温上昇も同様の傾向を示しています。ここ100年くらいの間にすでに1℃気温上昇しているのが現状です。
地球温暖化の影響
すでに起きている危機
近年、地球温暖化が原因で気候が変わっていく「気候変動」によって、世界中で強い台風や集中豪雨と言われるような大雨、逆に雨が降らない干ばつや熱い空気が押し寄せる熱波など、異常気象が発生し、災害が発生しています。「平成30年夏の猛暑は気候変動がなければほぼ起こり得なかった」という研究結果もあります。
これから起こるかもしれない危機
札幌においては、平均気温が世界や日本より速いペース(100年あたり約2.5℃)で上昇しています。厳しい温室効果ガス削減策を取らなかった場合、21世紀末の年平均気温は20世紀末と比べて5℃程度上昇すると予測されています。
その気温上昇により、様々な影響が出ることが予想されています。